車山前に到りて必ず路あり

ただのひとりごとです

安らかに眠って

苦しい

若くて、キラキラしてて、笑顔が眩しく、才能に溢れ、努力することができる人で、何もかもが順風満帆に思えた人が、自死を選ばなければならなかった絶望が

 

人の内面に抱える地獄など、誰にも想像ができなくて

どんな人にも、その人その人の地獄があって

あんなにもたくさんの人に愛され、求められ、全てを持っているような人でも

どうすることもできない地獄を抱えていて

 

あんな綺麗な顔で笑う人が

自死を選ぶこの世の中とは何なのだろう

直接知りはしないけれど

あの溢れる清らかさは

作られたイメージだけではなかったはず

 

何が彼をそこまで追い詰めたのか

 

悲しすぎて、苦しすぎて、

でも、それでも

今彼が、もし安らかならば

ただそれを祈るばかり

その苦しみから逃れることができて

安らかに休めたのならば

これまでよく頑張ったねと

安らかに どうか安らかに

眠ってほしい

彼の魂が救われるのであってほしい